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■シニア 鼻が詰まる。顔を触ると怒る。#涙管#シニア
投稿日 2019年5月19日 10:54:49 (動物病院)
↑ ラッキー
昨日、顔を触ったら痛がる。呼吸が早いというシニアのワンコさまが来ました。
●病歴
*がんが寛解
*目の手術を眼科専門
●昨日様子
*鳴き続けている。
*顔を触ると嫌がる。
*呼吸が早い。
飼い主さんも泣きそうな顔をされている。
もう、がんの治療、がんを再発させないための治療で、2年近く診させてもらっているワンコさまなので、普段の様子とは違うことはわかった。
とにかく、抱っこして診察室へ。
飼い主さんと口の中を覗くけれど、見える範囲では、これといった異常もない。
*よだれに血が混じっていない。
*口の中から血が滲んでいない。
注意:血が出ていると腫瘍の可能性がある。
眼科専門病院に行かれているので、目は見ていませんでした。今回は、目を見せてもらいました。飼い主さんの許可を得て、口をくくらせてもらいました。
●目の症状
*目が落ち窪んでいて、充血
*ドライアイ
●治療
*目の局所麻酔
*時間をおいて、涙の成分の目薬で何回も洗い流す(涙管洗浄)
目と鼻はつながったいるので、涙管洗浄をすると、鼻から液が出てきます。
*オゾンカオイルを眼球に入れる。
*鼻の穴を綿棒で通す。
10分後、鳴き止み、高濃度ビタミンC点滴をしました。点滴中は、すやすや寝ていました。
●シニアのもふもふちゃんのケア
*涙の量が減る
*涙の成分の目薬を
*それでも乾燥する場合は、オゾン化オイルを
オゾン化オイルは、耐性菌が出来ず目に潤いを与えてくれます。
年齢を重ねるといろいろな症状が出てくるけれど、それにあったお世話をしてあげるともふもふちゃんは、快適な生活が出来ますね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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