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■がん 免疫誘導の治療って本当に効くの?#丸山ワクチン#樹状細胞#がん
投稿日 2019年4月2日 11:06:11 (動物病院)
私たちは、免疫誘導の治療をしています。
がんの治療の三大治療は
1、外科的
2、放射線治療
3、抗がん剤治療
などはわかりにくいですが、免疫誘導の治療って目に見えないので、わかりにくいですね。
●がんの免疫誘導の治療の仕組み
①眠っている樹状細胞を丸山ワクチンで起こす。
②樹状細胞がん細胞を食べて、抗原提示。
③抗原提示を受けたT細胞(リンパ球)が、がん才能を貪食。
これらの流れがないと、免疫誘導はおきません。
遠方のもふもふちゃんから、同じようにICG-lipoをやっているのに、焼烙されたから、急に、
腫瘍が大きくなった、という問い合わせがありました。
●高熱で腫瘍を処置するときのデメリット
*腫瘍に回りに集まっている樹状細胞やT細胞などの免疫細胞一緒に壊死
●樹状細胞やT細胞を守るために。
*エタノールとフランキンセンスで圧迫
*少量頻回で、エタノールとフランキンセンスで患部に注射
*少しだけレーザー蒸散
などをしています。
上記の治療は、あまり達成感がなく、これで治るの?と思いますが、これらは、抗原提示のために行っています。
免疫誘導の治療は、これだけやれば大丈夫というものではなく、そのもふもふちゃんによって、免疫誘導の仕方が違うので、その子を診ながらになります。リンパ球の数を見たり、炎症マーカーを見たりと。
全部のがんのもふもふちゃんを治すとはいえませんが、この免疫誘導の治療で治っている子もいます。
参考文献は以下です。
がん光免疫療法の登場──手術や抗がん剤、放射線ではない画期的治療
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Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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