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■がん ワクチン接種はどうするの? フィラリア症の予防は?
投稿日 2018年9月10日 09:23:52 (動物病院)
私たちの病院は、がん治療をしています。数カ月、1年以上の子といるので、その中で、普段していた予防をどうすれば、いいか? ということをよく質問されます。
がんは、免疫誘導で、代謝疾患だという風に考えています。
今回は、ワクチン接種はどうするの? フィラリア症の予防は?を考えてみます。
●ワクチン接種はどうするの?
結論
がんは、免疫でうまく動かなくなった病気なので、ワクチン接種はやめた方がいいです。
健康なもふもふちゃんでもシニアになれば、そろそろ控えた方がいいですね。ラッキーも13歳ぐらいからワクチン接種はしていません。
自分のもふもふちゃんが、ちゃんとカラダの中に抗体が残っているか? どうかは血液検査するばわかります。
伝染病が流行っている地域では、血液検査をして抗体チェックをしたほうがいいですね。
(まとめ)
がんの子は、ワクチン接種はしない。
シニアの子は控えて、心配のある場合は、血液検査で抗体検査を。
●フィラリア症の予防は?
フィラリア症の予防は、免疫と関係がないので、しっかりとしてあげてくださいね。
がん治療は、手術したから終わりというようなものではないので、月単位、年単位かかります。そして、カラダをがんに負けないものに、作り変えないといきません。そのため、去年していたことをそのまましていいというわけではないので、かかりつけ医とご相談くださいね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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