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⬛︎がん 肉腫の寛解の写真!「皆殺し」の治療からアポトーシスの治療へ、#肉腫 #寛解
投稿日 2019年7月9日 09:19:55 (動物病院)
↑ 2019.07.08 (寛解しています。)後は、皮膚の形成を待つだけ。
↑2019、04
飼い主さんから
「ガーゼを交換していたら、取れました」
といわれました。
●がんが取れるとは?
私たちの治療は、免疫誘導の治療もしています。
100年前の医学である、パスツールやコッホの「皆殺し」の理論で、がん治療をしている人には、ご理解いただけにくいかもしれません。
私たちの治療は、
①がんが住みにくい環境を作る。
②低侵襲性の治療
③がん細胞を優しくおとなしい細胞に導く
④アポトーシスで死に向かわせる
です。
これが、私たちの治療の概念です。
●具体的には。
①食事療法
②重曹療法
③高濃度ビタミンC点滴の皮下点滴
④患部を無水のエタノールで圧迫
⑤丸山ワクチン
⑥ICG
⑦レーザー治療
⑥その他
などをして、寛解に持っていきました。
飼い主さんのご理解と、自宅で治療をしてもらわないと出来ない治療です。
●がんが寛解する子の飼い主さんの特徴
①飼い主さんの意識が高い
②免疫誘導についてよくご理解いただける。
などです。
18歳の2キロ少しで偏食がちの猫さまでも、ここまで寛解する時代になりました。
医学の分子生物学が進歩しているので、いままでの治療の概念(皆殺し)を変えて、免疫誘導の治療になっていくことと信じています。
寛解の瞬間に立ち会えるのは、獣医師としての至福のときです。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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