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あなたにかけられたペットロスの設定を超える方法とは?
投稿日 2022年6月24日 14:20:26 (動物ニュース)
あなたにかけられたペットロスの設定を超える方法とは?
こんにちは。
ペットサイン協会の田村です。
今日のお話は、「ペットロスの設定を乗り越える方法」についてです。
「設定」が何かわからない方は、過去記事からチェックしてみてくださいね。
私たちの社会システムには、さまざまな「設定」がされています。
お金も政治も医療も教育も科学も学問もすべてにおいてです。
社会だけではありません。
個人の思考パターンや物事のとらえ方などもしかり。
思考のありよう自体が「設定」されているのです。
こうした「設定」は、社会のありとあらゆる分野に渡っています。
私たちの心身に染み付いているのです。
この「設定」があらゆる問題を生み出しています。
搾取・支配・コントール。
争い・戦争・テロ。
貧富の差。
いじめ・差別
悩みと苦しみの源泉は、こうした「設定」にあります。
この設定を乗り越えれば、すべての問題を終わらせることができるのです。
動物分野にもありとあらゆる分野に「設定」がインストールされていますね。
問題行動しかり。
健康問題しかり。
ペットロスしかり。
コミュニケーションしかり。
すべての問題は起こるべくして起こっています。
偶然ではないのです。
ある条件が整うと発動する。
そんな仕掛けでありワナです。
この構図に早く気が付かないといけません。
設定の仕組みはこうです。
本来一つのもの、分離不可能なものを二つに分離させる。
分離したものを相対的な両極関係に配置させる。
両極がお互いに独立して存在するかのように錯覚させる。
そして、この両極の間に葛藤を引き起こさせる。
これが、すべての争いや悩み・苦しみの原因です。
生と死もしかり。
成功と失敗もしかり。
健康と病気もしかり。
両者とも一体不可分のもの。
本来切り離せないものです。
昼と夜を切り離せるでしょうか?
それはより大きなプロセスの一つの局面であるにすぎません。
山があるから谷がある。
谷があるから山がある。
昼があるから夜がある。
夜があるから昼がある。
生と死は巡る輪のように(エリザベス・キュープラーロス)
生と死はより大きなプロセスの一局面に過ぎません。
その一局面だけを取り出してフォーカスするから悩みが起こる。
谷のあとには山が来るのに、谷ですべてが終わると考える。
夜のあとには朝が来るのに、夜がすべての終わりと考える。
こうしたとらえ方からペットロスが起こるのです。
全体の絵が見えていない。
生と死が別物だととらえるからです。
生と死は局面が変わっただけ。
霊的には何も変わりません。
肉体をまとった霊が私たち。
肉体を脱いだ霊が霊人(れいじん)というわけです。
動物だって同じです。
肉体の衣を脱いで新しいプロセスに入っただけ。
どうして全体の中の一つの局面しかとらえないのでしょうか?
どうしてより大きなプロセスを見ないのでしょうか?
私たちの存在が今生突然始まったのだと思いますか?
それ以前もあったはずです。
感覚を研ぎ澄ませば、過去の生があったことを感じられるはずです。
たとえ過去生の内容までわからなくても、命が続いていることがわかるはず。
それがわからないくらいあなたの心の目は曇っているのですか?
今生が終わっても命は続きます。
素直に心の奥底に問いかけてみてください。
「私の存在は、死と共に終わるのか?」
そうではないことがわかるはずです。
数々の旅を重ねてきた魂の声が聞こえるはず。
何事もシンプルにとらえてみればわかるのです。
思考にとらわれればわかりません。
思考そのものに二元論的な設定がされているわけですから。
こんな話を聞いたことがあります。
末期がんの夫を必死と助けようとする女性がいました。
合理的思考を持っている夫は、常々こう言っていたのです。
「死んだらすべて終わりだよ。死後の世界なんかあるわけがない」と。
夫は理系大学を出たエンジニア。
非科学的な話はとうてい信じることができなかったのです。
そんな彼の死期が迫ってきました。
彼自身もそれを悟ります。
旅立つ一週間前のこと。
夫は妻にこう言いました。
「僕の命はもうすぐ終わることがわかった」
そんなこと言わないでと泣き叫ぶ妻。
しかし、彼が発した次の一言は驚くべきものでした。
「でもねえ、死んだ後もそのまま存在し続けることもわかったんだ」と。
これまでの発言と真逆のことを言い始めたのです。
そして、彼の言葉通り一週間後に夫は亡くなりました。
心の支えを失って抜け殻のようになった妻。
ただ、死後も夫が側にいてくれているような気がしていました。
しかし、自分の妄想だと否定するしかありません。
そんなとき知人のAさんから電話がかかってきたのです。
すごく久しぶりの電話でした。
Aさんは、不思議なことを言い始めました。
「あのね、あなたの旦那さんから電話してやってくれと頼まれた気がして電話したの」と。
抜け殻になった彼女を夫が心配していると感じたそうです。
不思議なことがあるものねと二人は話しました。
しばらくして、別のBさんからも電話がありました。
なんとBさんは、Aさんとまったく同じことを言ったのです。
「あなたのご主人が頭に浮かんで電話してやってくれと言われた気がした」と。
これはさすがに偶然とは思えません。
この話にはまだ続きがあります。
まったく同じことが3件立て続けに起こったのです。
妻は確信しました。
そして、夫が死の間際に言ったことを思い出したのです。
「ぼくは死んでも存在し続ける」
彼女は確信しました。
「彼は確かにいる。私の側にいる」と。
人は死ぬ一週間前にはすでに死んでいると言います。
肉体を離れる準備をする期間なのです。
私の父も亡くなる前にこんなことを言っていました。
「自分が空中に浮かんで病床に横たわっている自分が見える」と。
あなたの存在は死後何一つなくなりません。
動物も同じです。
姿が肉眼で見えなくなっただけ。
あなたが魂の目を澄ませば見えるかもしれません。
見えなくても、いるのです。
次のステージへと旅立つ準備をしています。
それ以前は生存していた場所の周辺にいることが多いようですね。
海外旅行に旅立つとき空港の出発ロビーで待っている旅人のようなものです。
死は次のプロセスへの旅立ちです。
卒業式です。
感謝して笑顔で見送ってあげようではありませんか。
これから次の旅路に着くのです。
私は、父の告別式でこう告げました。
「お父さん、ありがとう。あなたの息子に生まれてよかった」
「これからの旅路に幸あらんことを。道中ご無事で!」
ちょっと目を閉じて想像してみてください。
無数の光の球(魂)が宇宙を旅している。
それぞれの行き先がある。
到着ロビーで次の生を準備している人もいる。
出発ロビーで旅立ちを準備している人もいます。
みんな旅人なのです。
さまざまな体験を重ねながら、成長していく旅人です。
動物の旅立ちも笑顔で送り出してあげようではありませんか?
あなたが悲しみに暮れるのは自由です。
しかし、それは自分自身に矢印が向いているだけ。
本当に相手のことを思っているなら別の態度も取れるはずです。
どうして感謝して動物の旅路に幸あらんことをと祈ってあげないのですか?
宇宙を旅する無数の光たち。
悪人も善人も貴重な経験を積み重ねて旅している。
その旅路に幸あらんことを祈りましょう。
ある人は、今生で悪の学びをしたかもしれません。
でも、同じ命です。
あなたも過去悪人だったかもしれません。
今悪人である人も同じなのです。
次の生では目覚めて幸せになってね。
そう言ってあげられませんか?
もし、言えないとしたら、あなたは存在の一部分にとらわれているのです。
壮大な旅の全体像が見えないからです。
生と死は表裏一体。
コインの表と裏のようなもの。
大波の山と谷のようなもの。
大きなプロセスの一局面なのです。
生と死を事分けた(わけて考える様にさせた)のも「設定」です。
本来一つのもの。
分離不可能なものを二つに分けた。
生は存在の一局面です。
そして、死もまた別の一局面なのですね。
生の中に死がある。
死の中に生がある。
存在は巡る輪のように続いていくのです。
生から死へ。
死から生へと。
この時代に同じタイミングで生まれただけでも奇跡的なご縁です。
犬も猫も鳥も虫も魚も木も草も。
あなたにも石だった時代がある。
あなたにも魚だった時代がある。
あなたにも草だった時代がある。
あなたにも動物だった時代がある。
そうして、命は神の元へと帰っていきます。
生を抱きしめましょう。
死も抱きしめましょう。
生には生の独自の美しさがある。
死には死の独自の美しさがある。
生には生の尊い役割がある。
死には死の尊い役割がある。
吸って吐く呼吸のようなもの。
吸うだけ、吐くだけでは、呼吸とは言いませんよね。
生きているときは生を謳歌しましょう。
死ぬときは死のプロセスを楽しみましょう。
生も死も美しい。
生も死も愛おしい。
それが命を賛美するということです。
それが命を味わうということです。
父は息子に、母は娘に命のバトンを渡します。
そして、動物は飼い主に渡すのです。
命のバトンをしっかり受け取りましょう。
地上に落としてはいけませんよ。
愛犬愛猫からの命のバトンは、あなたの中で生き続けるのです。
何一つ失ったものなどないのです。
形が変わっただけ。
水が水蒸気に変わったようなものです。
その形態変化を嘆きますか?
ペットロスという言葉がいけません。
ロスなんかしてないのです。
存在はなくなりはしないのです。
あなたの視界からいなくなっただけ。
しかし、魂の視界にはいるのです。
思考にとらわれず素直な心で感じてみてください。
死をお祭り騒ぎでお祝いする国もあります。
死は遠い国ではないのです。
あなたの隣にある身近な国。
死が悲しいのは当然ですか?
それはあなたの心の目が曇っているのです。
命の本質を見極められないからです。
生と死を分離して別物だと考えさせれたからです。
今こそ真実を見る目を取り戻しましょう。
生と死の真の姿を見つめましょう。
ペットサインマスターカレッジ9期がいよいよ始まります。
オンライン学習、動画学習もできますので、いつからでも参加可能です。
費用的に参加しやすいサブスク形式もできました。
まずは入門講座を受けてみてくださいね。
今日地球上で亡くなった命にも幸あらんことを!
あなたの旅路にも幸あらんことを!
道中ご無事で!
ペットサイン入門講座&アニマルメンタリスト養成カレッジ(ペットサインマスターカレッジ)9期説明会
開催:6月24日(金)25日(土)7月3日(日)9日(土)10日(日)16日(土)など
※開催予定日のため実際に開催されない場合がありますが、申し込みをいただいた場合は、基本的に開催します。
※同じ日に次のセミナーを開催する場合があります(新時代の健康学セミナー、ペット食育講座、アニマルレイキセミナー)先にリクエストがあったものを優先開催しますので、お早めにリクエストしてください。
時間:10時〜16時、11時〜17時、12時〜18時(開始時間、終了時間は希望により調整します。時間短縮も可能です)
開催形式:リアル会場(江東区内)、オンライン(zoom)のどちらでも参加可能
講師:ペットサイン協会代表・田村和広他
受講費:5,500円(5月までは再受講無料です)
参加特典 レイキ、アニマルヒーリング無料体験
ペットサインマスターカレッジ9期の説明会も開催します。
9期は、6月(26日)からスタート予定です。
Source: ペットと話せる「ペットサイン協会」公式ブログ
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