-
■食事療法 食べているのに痩せてきた。 おすすめの食材とは? #バナナ
投稿日 2022年6月14日 11:03:30 (動物病院)
私たちの動物病院では、がんの治療の一環として食事療法をしています。
がんは、慢性炎症でできていると考えていますので、食事にも気をつけてほしいです。
がんは、がん細胞がエネルギーを使うので痩せてくる子がいます。
そのような場合は、バナナもおすすめです。
バナナの栄養素(1本約100g)
・たんぱく質(1.1g)
・カリウム(360mg)
・マグネシウム(32mg)
・カルシウム(6mg)
・鉄(0.3mg)
・ビタミンB1(0.05)
・ビタミンB2(0.04)
バナナは、1本でエネルギーは、約80~90kcalとされていますので、栄養価が高いですな。
ただバナナは、糖分も多く含まれますので、がん細胞が、活発な子は控えた方がいいですね。
バナナをあげる目安
・超小型犬(体重4kg未満)1/4本まで
・小型犬(体重10kg以下)1/2本まで
・中型犬(体重25kg未満)1本まで
・大型犬(体重25kg以上)2本まで
●バナナをあげるときの注意点
・アレルギー
まれに、バナナにもアレルギーを起こす子もいます。
はじめてあげるときは、少量からあげて様子を見てください。
・バナナの加工食品
糖分や油、添加物などが含まれていることがあるので、あまりあげない方がいいですね。
がんのもふもふちゃんは、なるべく生の素材をあげることをおすすめします。
あくまでに、オヤツとしてバナナをあげましょう。あまりあげすぎると、たんぱく質などが不足することがあるので、注意してください。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
続きを読む>>最新情報