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■がん 治療中にネブライザー治療(噴霧)も #がん #ネブライザー
投稿日 2021年9月17日 10:09:26 (動物病院)
私たちの病院は、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。
静脈点滴治療をしているのですが、そのときに噴霧治療をしています。
●なぜ 噴霧治療をするか?
□ネブライザーの音を嫌がらないもふもふちゃんは、噴霧中に寝ています。
□噴霧することで、口腔内粘膜、鼻腔内粘膜、耳の粘膜から霧状のミスとで吸収されます。
□食欲不振のもふもふちゃんに薬を飲ますのは難しいです。ネブライザーはそこにいてくるだけで体に入りますね。
□がんは、体を変えないとなかなか寛解しません。噴霧することでゆっくり体を変えて炎症を抑えることができます。
●なにを噴霧するの?
私たちは、主に漢方の生薬を使っています。
その子にあった噴霧はなにかを考えて調合しています。
炎症が緩和されて、薬がよく効く子が多いです。
人間の方ではニトロ錠を舌下に入れますね。
あれも粘膜吸収ですね。
もうなにもできないではなく、粘膜吸収の治療があることも覚えておいてくださいませ。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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