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■犬用の生肉ベースのウェットフードから抗生剤が効かない耐性菌が #生食ドッグフード
投稿日 2021年8月2日 10:21:42 (動物病院)
日本の話ではありませんが、海外の生肉のウェットフードが問題になっています。
調査は米疾病対策予防センター (CDC)共同で行ない、 欧州臨床微生物学会議 (ECCMID)で以下のように発表しました。
「生肉の犬用ウェットフードには”抗生物質の効かない菌”が危険レベルなほど含まれている」
●薬が効かないスーパー耐性菌とは
ちょっとしたかすり傷や感染も一大事になる恐ろしいもので死にいたるケースもあります。
●犬の生肉ベースのフード
このような生食のフードは人気急上昇中ですが、生食ドッグフードにこんなに抗菌剤耐性菌が含まれていることは世界的にまだあまり認識されていません。
このようなる理由は、調達先の肉を混ぜて使っているので、集約畜産の肉も含まれていたりするし、危ないそうです。
ちなみに、いわゆるドライのドッグフードでは多剤耐性腸球菌を含むサンプルは3つだけだったとか。
これは、米国、ヨーロッパの話です。
そこのフードの生肉ベースのフードを食べさせている人は、この知識を持ってくださいね。
詳しいことは、以下に。
犬用ウェットフードからスーパー耐性菌が広まる!? 米CDCが警告(ギズモード・ジャパン) – Yahoo!ニュース
●飼い主さんのできること
生肉をあげるときは、人用のもので飼い主さんが作るのがいいですね。
スーパー耐性菌は、飼い主さんにも感染しますので、ワンコさまや猫さまの排泄物の処理をした後は、よく手洗いしてくださいね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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