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■がん 免疫誘導の治療 イミタゾキノリンを使って食細胞を活性化する。 #イミダゾキノリン
投稿日 2020年1月12日 09:23:47 (動物病院)
私たちは、免疫誘導の治療をしています。免疫細胞は、ヘビー級のボクサーのように活発に戦ってくれません。ひとつひとつは、小さな力なので、丁寧にその子の状態を見ながら、治療をすすめています。
鼻腔内や口腔内や表在性のがん細胞がある子には、イミダゾキノリンというものを使います。
商品名前は、ベセルナクリームです。
●イミダゾキノリン(商品名ベセルナクリーム)
・人用
・尖圭(せんけい)コンジロームの治療薬
尖圭コンジロームとは、性器うあ陰部にイボイボができるウイルス性の病気
・食細胞を活発にさせる。
一日おきに、使います。
『イミダゾキノリン(ベセルナクリーム)の作用機序』
1、樹状細胞のTOLL様受容体7に作用し、サイトカンイの発現増殖で細胞性免疫の活性化
2、がんをアポトーシスへの誘導
3、抗血管新生作用による抗腫瘍効果
以前、このブログにも書いています。
■がん 表在性がんにイミダゾキノリン #ベセルナクリーム#細胞性免疫の活性化
このベセルナクリームだけで、寛解する子は、珍しい(中にはいます)ですが、このような食細胞が活発になるものを使いながら、がん治療をしています。
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参考文献
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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