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■動物行動学 猫さま毛づくろいを始めました。 #毛づくろい#動物行動学
投稿日 2019年7月18日 08:00:17 (動物病院)
糖尿病の猫さまを一時的に預かって、様子を診ていました。
猫さまの糖尿病の管理は、ワンコさまに比べて難しく、インシュリンを打っているのだけれど、低血糖を起こす危険があるので、観察していたわけです。
●糖尿病の猫さまが、ゲージ内で毛づくろいを始めた
どういうことか?
*元気になっている
*「私の毛に、採血するからといって、触らないで。人間のニオイがついたわ」ということで、毛づくろいをしている。
*元気でないときは、そんなことを気にする気力もない。人間も気分がすぐれないときは、オシャレをしようと思わないのと同じ。
この猫さまは、その後、血糖が安定して、毎日、通わせなくてすみました。
動物行動学者の日高敏隆先生の裏弟子としては、行動を駆使しながら、日々の治療をしています。もふもふちゃんは、「言葉」は持たないけれど、行動というコミニケーションツールで私たちにいろいろと教えてくれますね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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