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■肝臓 肝臓やに異常を抱えている子の食事療法 #肝臓病 #脂質 #BCAA
投稿日 2018年9月12日 12:06:02 (動物病院)
ブログの読者から以下のような質問をいただきました。
お友達ワンちゃんのお話なのですが、肝臓や脂質代謝に異常を抱えている子達がいます。(いずれもプードル系ミックスで、3kg前後~5kg以下の子達です)
可能でしたら、食事療法で「与えるべきもの」や逆に「与えてはいけないもの」等、ブログテーマとして書いていただけないでしょうか?
以下にも書いています。
■肝臓が悪いのですが、どんな手作り食をBCAAを添加してみる。#BCAA
1、炭水化物が少なめにする。GI値の低いものを。
サツマイでもOK
2、豆類や根菜類を多く取る。
有機野菜
日本産のものを
3、キノコ類も多く取る。
4、タンパク質は、魚と大豆から。
5、脂肪を控える。
6、BCAAを添加
・肝臓疾患の子は、は十分な食事をしていても栄養状態が悪いことがあります。
(原因)
・血液中のBCAAが減少
・機能の低下した肝臓の代わりに筋肉でアンモニアが処理され、そのときにBCAAが使う。
・糖がエネルギーとして利用できないときにBCAA がエネルギー源に。
・BCAA製剤などで補充すれば、肝臓で作られるたんぱく質の合成が促
ウルソだけを飲ませていても、肝臓がよくならないのは、食事を変えないからです。そして、BCAAなどのサプリメントを添加してあげてくださいね。
このように書いています。
これに付け加えることは、
●豆類は消化が悪い
それは人間に比べて腸が短いからです。、
豆腐、納豆などを与えて、様子を見てくださいね。
●食べさせる回数
免疫力をあげるためには、あまりちょこちょこ与えない方がいわれていますが、肝臓疾患の場合は、そういうわけにもいかないので、吐くなどをきちんとチェックしてくださいね。
*理想
理想、12時間は空腹(寝る時間も入れて)
注意:吐く回数が増えたり、元気がない場合は、空腹時間を10時間、8時間という風に減らしてください。
私たちの病院では、一般的な治療もしますが、それに食事療法も並行して行います、
以下のことはチェックしています。
*血液検査
*尿検査
*体重
*ウンチ
*吐かないか。
を注意深くみて、治療をしています。
食事は、も基本なので、勉強しながらもふもふちゃんたちと暮らしましようね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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