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■シニア 14歳のラブラドール、口臭がひどいのですが! #アジスロマイシン #歯周病
投稿日 2017年9月17日 12:24:32 (動物病院)
「14歳のラブラドール、口臭がひどいのですが!
嫌がっ口を見せてくれません」
といわれて来院された。
治療法は、たくさんあり難しことは、ありません。
ただ、14歳というシニア犬なので、積極的な治療をして、命にかかわるといけないということがあります。
私たちは、治療して、前よりもいい状態で猫さま、ワンコさまにいてもらうことを祈って治療をしています。
(シニアの子の問題点)
1、心臓は大丈夫か?
2、腎臓は大丈夫か?
3、肝臓は大丈夫か?
4、貧血は大丈夫か?
5、栄養状態は大丈夫か?
などのチェックします。
それでが、全部よければ、沈静剤をかけます(麻酔ではない)。
このワンコさまは、1から5まで事前の検査で大丈夫だったので、以下の治療をしました。
1、沈静剤
2、ビタミンC点滴
3、歯石除去
4、オゾンジェルを塗布
5、アズスロマイシン
以下にも書いていますので。
■ペット 歯周病がなかなか治らない。嫌気性菌と戦う! #アジスロマイシン #
の治療をしました。
たかが歯周病と思われているかもしれません。
ほっておくと、
1、歯周病菌が、血管に入る。
2、その歯周病が、脳疾患を起こす
3、その歯周病が、心臓疾患を起こす
ことが、わかっています。
シニアになっても元気でいて欲しいと思っている飼い主さんは、いまからでも遅くはありません、口腔内ケアをしっかりしないといけませんね。
その子の段階に応じたオーラルケアがありますので、丁寧にじっくりしてあげましょう。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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