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■ネコ ■ネコ 慢性腎不全を改善計画 ぎんちゃん2#エクソソーム#丸山ワクチン#プラセンター
投稿日 2022年10月7日 10:47:50 (動物病院)
↑ぎんちゃん
30年以上、臨床獣医師をしています。
猫さまが、慢性腎不全になるのは仕方がないことと思って対症療法をしていました。
AIMの宮崎先生が、ネコ科の動物は、トラやライオンまでも腎不全になりやすいと聞いて、驚きでした。ワンコさまより、猫さまの方が腎不全の子が多いので納得できますね。
対症療法をしていると、改善させたいという思いが強くなり、ぎんちゃんの飼い主さんと治験をさせてもらいないながら治療をしています。
ブログの読者の方で、慢性腎不全の子がいる方も多いのではないでしょうか?
そこで、『ぎんちゃんの慢性腎不全を改善計画』をみなさんで、見届けていただければ、と考えています。
●一般的な対症療法だけで大丈夫?
猫さまの慢性腎不全は、加齢のためになっていることが、ほとんどです。
そのため、分子栄養学などの知識がないと、腎臓が悪くなる一方です。低栄養の子は、腎臓を修復しようとしても、栄養が足りていないとよくないです。
●なにを持って低栄養だと見るとか?
・Hb
.・Ht
・TP
・ALB
などの値が、正常値の高値になるようにしてください。
HtやHbが少ない子は、ヘム鉄などの鉄材を。エポジンなどの注射も必要。
TPやALBが少ない子は、プラセンターの注射を
もちろん、プラセンターの内服もありますが、注射の方がよく効きます。
このような分子栄養学の知識を持って、多方面からアプローチしていきましょう。
このようなことをしながら、ぎんちゃんの慢性腎不全の治療をしています。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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