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■がん 体を温めるのはなぜ、大切なのか? #がん#温熱
投稿日 2022年5月10日 11:40:33 (動物病院)
↑眼窩 鼻腔内リンパ腫が3年以上寛解しているいちごちゃん
私たちの動物病院ではがんの子を多く診察しています。
人間の体温は36度ぐらいですが、もふもふちゃんは38度ぐらいあります。
飼い主さんが、もふもふちゃんの四肢を触ったときに、温かく感じることが大切です。
●なぜ、低体温がよくないのか?
がん細胞は、40度から42度で死滅するといわれています。低体温の方が好きです。
細胞内になるミトコンドリアは、低体温だと働きが悪くなります。
正常な細胞がエネルギーを作るシステムは以下のふたつです。
・解糖系
・電子伝達系
しかしがん細胞は以下のエネルギーシステムを使います。
・解糖系
そのため、がん細胞は低体温にしようとします。それで、ミトコンドリアが働きにくくなるのです。
私たちの動物病院ではレザーを使いながら、温熱療法もしています。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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