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■がん アルカリ性するために重曹療法とは? #がん#重曹療法#アルカリ性
投稿日 2021年10月22日 10:24:37 (動物病院)
- 炭酸水素ナトリウム(重曹)は体内で重炭酸イオンを放出します。
↑口腔内の扁平上皮がんが1年以上寛解しているマルゴーちゃん(飼い主さんから写真を提供してもらっています)
私たちは、がんのもふもふちゃんを多く診察しています。
がんは、炎症反応だと考えていいるので、体を酸化しないように考えています。
●抗炎症作用
□食事療法
□サプリメント療法
□高濃度ビタミンンC点滴
□重曹療法
重曹とは、炭酸水素ナトリウムを主成分とするものです。
医療では、
□アシドーシスの改善
□胃酸の中和(健胃)
□下剤
などによって色々な用途で使われる薬
私たちは、アシドーシスの改善のために使っています。つまり体が酸性になりすぎているので、アルカリ性にするためです。
この性質を使って治療をしています。
炭酸水素ナトリウム(重曹)は化学式NaHCO3であらわされる化合物です。
体の中でNa+とHCO3–に解離する。HCO3–は重炭酸イオンと呼ばれ、このHCO3–は酸を中和し体液をアルカリ性に傾ける働きをするのです。
●飼い主さんのできること
かかりつけ医に相談してやってくださいね。
ナトウムが入っているので、高ナトウム血症などになることもありますので、血液検査や尿検査をしながら慎重にしましょう。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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