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■がん 猫 乳腺腫瘍ってどんな病気は知って早期発見するには? #乳腺腫瘍#乳がん
投稿日 2021年3月9日 10:22:47 (動物病院)
猫さまの乳腺腫瘍は乳がんになり、肺に転移することが多いです。
この乳腺腫瘍ってどんな顔をしているかを知って、早期発見をして寛解、完治を目指しましょう。
まずは、知ることです。
今日は猫さまの乳腺腫瘍について
●猫さまの乳腺腫瘍って?
□ 乳腺とは、左右の乳頭に沿って存在する乳汁を分泌する分泌組織です。
□ 乳腺組織が腫瘍化することで起こる病気です。
□ 女の子の猫さまに多く認められる腫瘍で、まれに男の子の猫さまにもなります。
□ 良性腫瘍と悪性腫瘍がありますが、猫さまの場合は、悪性腫瘍、つまり乳がんが多いです。
□ 避妊手術をしていない子がなりやすい。していてもなることもあります。
●乳腺腫瘍ってどんな顔をしているの?
扁平上皮がんは、「私はがんですよ」という顔をしていません。皮膚炎や潰瘍のように見えます。しかし、乳腺腫瘍は、しこりがはっきりできるので「私はがんですよ」という顔を初期からしています。
乳腺組織に「しこり」ができます。
はじめは、米粒大ですが、初期を見逃すと胸や脇の下、下腹部、内股までの乳腺に複数ヶ所できる場合もあります。
それをほっておくと、腫瘍の増殖とともに皮膚が破け出血し自壊することもあります。
●飼い主さんができること
早期の場合は、寛解、完治する病気です。
早期を見逃すと、肺に転移したりもします。
両側にある乳腺を毎日、触って、乳腺腫瘍になっていないか? どうか見てあげましょうね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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