-
猫ちゃんの乳がん
投稿日 2020年7月3日 09:48:56 (犬の健康)
昨年の6月
乳がんが破裂してしまい手術した猫ちゃん
細胞診の結果、
悪性度の高い乳がんであると診断されました
長いこと様子をみてしまったため
自潰してしまった腫瘍だったので転移が心配でした
いつの間にか1年近くが経過し
先日、また乳腺腫瘍ができたと来院されました
3~4月ころには確認していたらしいのですが、
診せてもらったときには今回も自潰していました
手術を希望されていたのですが
念のため肺転移を疑いレントゲン検査をしました
残念ながら肺いっぱいに転移が認められます
そして胸水も貯留しています
手術中、術後の状態悪化の可能性と
いずれ呼吸困難を起こすだろうと伝えた上で
飼い主さまの希望により腫瘍の切除を行いました
そして
胸水を抜くための胸腔チューブの設置を行い
その時点で110mlの胸水を抜きました
呼吸困難で苦しむのは避けさせてあげたいです
おそらくこれからも貯留してくると思われますが
定期的に胸水を抜いてあげられます
その後、定期的に胸水を抜いています
猫ちゃんの乳腺腫瘍はほとんどが悪性です
どんどん大きくなって破裂したり転移します
ワンちゃんもそうですが
見つけたらすぐに診察を受けるようにして下さい
腫瘍は様子をみていても良くなることはありません
Source: ブルテリアのハナちゃんコポーちゃん動物病院日記
続きを読む>>最新情報