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■ネコ 慢性腎不全は3分の2が崩れないとクレアチンが上がらないので、中性脂肪も調べる。
投稿日 2019年11月19日 11:12:00 (動物病院)
■ネコ 慢性腎不全は3分の2が崩れないとクレアチンが上がらない。#慢性腎不全#クレアチン
とう昨日のブログで書きました。
クレアチンを追っているだけでは、慢性腎不全の初期を見つけることがでないのです。
●腎臓とは
腎臓は大小さまざまな血管がたくさんあって「血管の塊」のような臓器なのです。
動脈硬化などで、血管がつまってしまえば、その血管の先にある血液をろ過する“糸球体”に血流が行かなくなってしまって、腎臓病になるのです。
これに注目すると、血管が詰まり気味だとよくないことが、理解していただけると思います。
●中性脂肪の血液検査を
*中性脂肪が高いと血管が詰まりやすい。
*中性脂肪は4、5時間後にピークがくる。だらだら食べているとずっと高中性脂肪状態になっり、これも動脈硬化の大きな原因。
●飼い主さんの出来ること
*猫さまを慢性腎不全にしないためには、腎臓は血管の集まりであることを理解する。
*水をこまめに飲ます。
*置き餌はしない。
飼い主さんが、科学的に正しい知識を持つことで、猫さまの腎不全に送らせることができるのです。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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