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■ペット 7歳のワンコさまの歯のケアの現状 #老犬 #歯周病
投稿日 2017年4月26日 11:32:45 (動物病院)
フィラリア症の検査の時期なので、ワンコさまの口腔内を覗かせていただいています。
日本の飼い主さんは、割合に口腔内ケアに無関心の人が多いです。
もちろん、歯から血が出たり、顔が腫れたら連れて来られますが、そうじゃないとまあ、いいかとほっておかれることが多いです。
↑犬歯ののところ歯石がついていて歯ぐきが赤く腫れている。
写真のワンコさまは、
1、7歳
2、いままで歯のケアをほとんどしたことがない。
歯肉炎から歯周病になっています。
歯垢の上が赤くなっていますね。
1、まず血液検査
2、心臓の検査
それでよければ、
3、ICGの点滴
4、歯石除去
5、レーザーで歯周ポケットを処置
6、抗生剤(アジスロマイシンなど)
7、口腔内のサプリンメント
以上が理想ですが、なかなか出来ない場合は、
1、歯を拭く デンタルシートを使う
2、デンタルトリーツを与える。
などして、歯を大切にして20歳まで元気に生きていただきたいと思っています。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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