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■栄養医学 慢性膵臓病の子の食事 #膵臓病 #栄養医学
投稿日 2017年4月27日 08:03:20 (動物病院)
膵臓は、インシュリンの分泌したり、タンパク質の分解酵素のトリプシンを出すところです。
重要な臓器ですが、病気になるとコントロールが難しいですね。
今日は、食事のことを中心にお話しします。
急性の膵臓病は、
1、絶飲
2、絶食
3、安静
です。慢性の場合は、ずっと絶食というわけにもいかないので、注意しながら食べることになります。
(慢性膵臓病の子に気をつけること)
1、脂肪の多いものは与えない。
2、脂質が10%以下にしていただきたい。(そのようなフードを選んでくださいね)
(慢性膵臓病食)
1、脂溶性ビタミン(ビタミンA, D,E,K)のサプリメンント(不足しがちになりますので飲ませてくださいね。
2、白身魚
3、ササミ
4、ヒレ
5、脂肪の少ないタンパク質
6、場合によっては、パンクレアチニンを飲ます。
低脂肪のフードを見つけて、それに上記のものをトッピングするのもがいいかもしれません。
手作り食だとビタミン、ミネラルが不足することがあるので、その場合は、総合ビタミン剤などのサプリメントも添加するのが、いいですね。
血液検査と臨床症状を見ながら、慢性膵臓食を作ってくださいね。
注意;低たんぱく質になれば、アミノ酸を与えるのもいいですね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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