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■がん 順調なメラノーマの子のある1例 #メラノーマ #丸山ワクチン #ルペオール
投稿日 2018年11月23日 10:47:32 (動物病院)
私たちの病院は、がんの子を多く診察しています。
近くのもふもふちゃんではなく遠方から来られることもパラパラとあります。
今日、ご紹介するのは、メラノーマの順調なワンコさま(他府県なので、そんなに診察はしていない)
これまでの経過
*歯のケアをしていたが、その部分は嫌がった
*嫌がった部分が、なんかブツブツしてきた。
*(他院で)抜歯を含めて歯の処置とそこの病理検査
*メラノーマと判明
*他院で余命3カ月といわれた。
それから、悩まれていて少し経過して私たちの病院に来院。
*単毛のワンコさまなので、外からでも腫れ(メラノーマ)がわかる。
*食欲はある。
*患部を外から触れると痛い様子。
●治療
*丸山ワクチン
*ルペオール
*食事療法
*数週間経って、メラノーマの部分をレーザーで蒸散
●経過(1カ月後)
*患部は、目で見た限りではメラノーマは出ていない。
*尿PHは、7.5
*食欲旺盛
*CRPは、0,3以下
*WBCも5000で正常
このように他府県の方でも自宅で
*丸山ワクチン
*ルペオール
*食事療法
などをしてもらうと、寛解に向かうもふもふちゃんになることが、わかりました、
飼い主さんの言葉。
「アルカリ性食品を食べさせているので、尿のPHは7以上にもなりますよね」
●アルカリ性食のワンポイントアドバイス
*いくらアルカリ性食品を食べてもがんが活発だと尿のPHはアルカリ性にならない。
*たとえば、火事の家にいくら水をかけても火が消えにくいと同じ。
*つまりがんは、カラダの中の火事のようなもの。アリカリ性食品は火事のときの水のようなもの。
メラノーマで余命、3カ月といわれて、3カ月が過ぎてもメラノーマは出ていなく元気なもふもふちゃんがいる時代に突入しました。(もちろんすべてももふもふちゃんを治せるわけではありませんが)
がん治療、進歩してきましたね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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