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■がん アルカリ性食品が何故効くのか?
投稿日 2018年11月15日 12:16:50 (動物病院)
がんは、
細胞の内側をアルカリ性
細胞の外側を酸性
にすることによって、活発に活動します。
逆にいえば、
がんの
細胞の内側を酸性
細胞の外側をアルカリ性
にすることで、おとなしくなります。
この点に注目して、薬を開発されていましたが、深刻な副作用があるので、開発は中止になったそうです。
でも、食事をアルカリ性食品に変えると、がん細胞の外側がアルカリ性になることは、知られています。
がん細胞の周りのPHを測ることが出来ないので、尿のPHをアルカリ性にしていただくと、がん細胞の外もアルカル性になると考えてられています。
●飼い主さんのすること。
*野菜(ネギ、タマネキ以外)果物(アボガド、ブドウ以外)を与える。
*乳製品は与えない
*肉類は取らない
*魚のタンパク質を与える・
*豆類のタンパク質を与える。
このようにして、食事を変えてがんの治療をすることが大切です。
ワンコさまは、以上の食事は出来る子が多いですが、猫さまは、なかなか難しいので、そういう場合は、獣医師を相談しながら重曹療法をしてください。
人間の方でもまだまだこの治療法が、浸透しているわけではなく、
和田先生が院長の「からすま和田クリニック」を中心に、京都大学と共同研究が始まっています。
もちろん、人間ともふもふちゃんが、全て同じというわけではありませんが、
私たちの病院でも
*アルカリ性食品
*重曹療法
*食事療法
をやっているもふもふちゃん
*寛解
*延命
などが劇的に増えています。
私たちの治療法
*丸山ワクチン
*ICG-lipo
*外科的に取る
*高濃度ビタミンC点滴
と一緒に食事療法をしています。
飼い主さんもがんのメカニズムを勉強して、食事に関心を持ってあげてくださいね。
今日の参考文献
サンデー毎日 2018年 11/25 号 【表紙:山下智久】
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Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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