-
■ネコ 口内炎でステロイド剤を打ち続けていていいの? 点鼻を考えて見る#ミサトール#口内炎
投稿日 2018年11月13日 10:15:53 (動物病院)
FeLVを持っていて、慢性の口内炎の猫さまが来院しています。
他院での過去の治療法
*抗生剤
*ステロイド剤
*再生医療
*ルペオール
*インターキャット
*高濃度ビタミンC点滴
などです。
それでも治らず、糖尿病になってしまいました。
現在、ステロイド剤を使わずに治療をしています。
私も絶対にステロイド剤を使わないというわけではありません。
猫さまの口内炎にステロイド剤を使っていると
*糖尿病
*肝臓病
*がん
になりやすくなるのです。
それで、難治性の慢性の口内炎の猫さまの治療法
*アミノ酸点滴
*コロイドヨードの噴霧
*コロイドヨードの静脈注射
*口腔内にミサトールの塗布
*口腔内に eFace-V の塗布
をしています。
それでも反応が薄いので、以下の治療を始めました。
■ネコ 難治性の口内炎に塩化亜鉛療法(Bスポット療法) #FIV FeLV #塩化亜鉛療法
難治性の猫さまの口腔内を見ていると、上咽頭炎になっています。
簡単にいえば、のどちんこの奥の部分が赤く腫れているので、そこを治療をするのは、沈静剤などをかけないといけないですが。
以下か国立がんセンターのサイトから
咽頭は解剖学的に鼻腔(びくう)のつきあたりで、口を開けた時に見える口蓋垂(こうがいすい:いわゆる「のどちんこ」)、および扁桃(へんとう:正しくは口蓋扁桃)の上後方の部位をさし、頭蓋底(とうがいてい:脳の底を支えている頭蓋骨)の骨を境として脳と接しています。
●飼い主さんが出来ること。
*ミサトールの点鼻
*コロイドヨードの噴霧
*紅豆杉の点鼻
全てのもふもふちゃんが出来るわけではありませんが、点鼻をさせてくれる子もいます。
●点鼻の仕方
顔を上に向ける。
そしては鼻から液を落とす。
もふもふちゃんでは、あまりいわれていませんが、上咽頭のところの炎症を治せば、カラダの不調が減るのです。
口内炎、鼻からのアプローチも考えてみませんか。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
続きを読む>>最新情報