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■ネコ 難治性の口内炎に塩化亜鉛療法(Bスポット療法) #FIV FeLV #塩化亜鉛療法
投稿日 2018年11月12日 11:12:34 (動物病院)
↑コロイドヨードの噴霧
昨日、書きました「モーズ軟膏」の薬効は、
*塩化亜鉛によるもの
*、亜鉛イオンは水溶液中で蛋白質を沈殿
*組織の収斂や腐食
*亜鉛には殺菌作用
*腫瘍の除去とそれに伴う止血、浸出液の抑制
*二次感染による悪臭の軽減
『モーズ軟膏』は
*米国の外科医Frederic E.Mohs博士が創始した
*組織を化学的に固定することを目的とした外用剤
以下を参考にしています。
https://www.mohscollege.org/about/about-mohs-surgery
モーズ軟膏は、主として皮膚がんの治療法として疲れていましたが、その後外科、耳鼻科領域で広く行われた療法であります。
●塩化亜鉛療法
*『モーズ軟膏』同じように、塩化亜鉛を使う治療法があります。
**人間では、鼻・喉の違和感や痛み、鼻づまり等の上咽頭炎の症状に対して、1%塩化亜鉛液を塗布
*痛みがあるので、もふもふちゃんの場合は、鎮静化が行う方が望ましいです。
*1分もかからない作業ですので、人間の場合は無麻酔で行っています。
もう何も出来ないといわれているがんや難治性の口内炎には、塩化亜鉛療法というのが、適用の場合もあります。
かかりつけ医にご相談してみてください。
塩化亜鉛療法、Bスポット療法だけではなく、コロイドヨードの噴霧も並行して行っています。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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