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■食事療法 やっぱりお肉をあげたい「グラスフェッド」! #ベニソン #鹿肉
投稿日 2018年9月20日 10:01:27 (動物病院)
私は、獣医師なので、主、病気の子を診ています。その中でもがんの子が多いです。そうなると、どうしても、タンパク質は、
*植物性タンパク質
*魚
になります。
このブログの読者は、もちろん若いもふもふちゃんもいるわけです。そしてがんだけど、植物性タンパク質や魚を食べれてくれない子もいるわけです。
そんなもふもふちゃんがいることは、よくわかっています。
動物性タンパク質についても書いていきたいと思います。
私の願いは、食事によって病気にならないことです。
動物性タンパク質の中でも比較的安心できるのが、鹿肉・ベニソンです。
理由は、人工肥料を食べていないからです。(鹿牧場などではない鹿の話)
草食動物は、もちろん草を食べる生き物です。
現実問題、牧草だけ食べさせているわけではなく、配合飼料も食べています。
そんな現実を知っておいてくださいね、
「グラスフェッド」という言葉をご存知でしょうか?
●鹿肉の特徴
*脂肪が少ない
*低カロリーなのに高たんぱく
*鉄分(ヘム鉄)も豊富
動物性タンパク質といえどもやはり、なんでもいいわけではなく、もふもふちゃんには、カラダにいいものを食べてもらいたいと思っています。
そう考えると、鹿肉がいいかもしれません。
●鹿肉の問題点
*鮮度
*感染症
*肝炎
*寄生虫
などの問題があることは事実です。
注意:信頼出来る業者からが、おすすめです。
(まとめ)
*シニアになっていない子、植物性タンパク質や魚を食べない子には、グラスフェットの肉を。
*鹿肉(ベニソン)が比較的おすすめ。
*なるべく自然放牧の肉を食事に。
注意:がんの子、シニアの子は、植物性タンパク質か魚をあげてくださいね。
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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