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■がん 植物性タンパク質は食べない! #炭酸水素ナトリウム療法
投稿日 2018年9月19日 10:29:14 (動物病院)
私たちのがんの治療法は、
*丸山ワクチン
*ICG-lipo
*食事療法
*高濃度ビタミンC点滴
*サプリメント療法
*コロイドヨード療法
など多岐にわたって治療を行っています。
大切なことは、がんに負けないカラダにすることです。
そのために、食事療法をしてもらっています。
ごはんはドッグフードは一切使わずに完全手作り食です。
「動物性タンパク質は10%にして魚で摂る」とのお話でしたのでそれに沿って(メインは青魚でした)作っていたのですが、始めのうちは口にしてくれたものの1週間も経たないうちに口をつけなくなってしまいました。
食べてくれなくては困りますしこれ以上体重が落ちるのは避けたいので肉類を40〜50%まで増やしています。今はごはんを催促するようにまでなっています。
というような質問をいただきました。
質問をまとめる。
*植物性タンパク質や魚のタンパク質は、食べてくないので、肉類に変更したということですね。
理想の食事療法は、あります。
現実問題として、もふもふちゃんが、食べれてくれないと困るので、どこで落としどころをつけるか?です。
今回の場合は、植物性タンパク質、魚を食べないということなので。
*動物性タンパク質の食事をさせてあげてください。
*尿のPHを測定して、PH7.5からPH8にするようにしてください。
*尿のPHが、6などの酸性の場合は、 炭酸水素ナトリウを与えてください。
*炭酸水素ナトウムは、内服と皮下点滴があります。
注意:この治療は、腎臓、心臓をモニターしないといけないので、事故判断ですることは、止めてくださいね。専門医の指導の下で。
がん治療、難治性皮膚病、難治性の炎症性腸炎などは、専門医とよく話し合い、オーダーメイドの治療をしてもらいましよう。
●飼い主さんのすること
*食事療法の指導を受ける。
*血液検査
*尿検査
*体重測定
*ウンチの様子を観察
*もふもふちゃんの嗜好性
*食事療法をやっている獣医師に相談して、オーダーメイドの治療を。
私たちのがん治療は、数カ月、2年、3年と続くので、もふもふちゃんや飼い主さんの都合などを話し合い、そして治療をしています。
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Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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