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■がん 『アメリカはなぜ「ガン」が減少したか』#マクガバン・レポート
投稿日 2018年9月17日 11:38:15 (動物病院)
昨日、、ABCラジオ『ちょっといい話』で、和田洋巳先生が、話されていた『マクガバン・レポート』について話されていました。
今日は、マクガバン・レポートについて。
樹木希林さんががんなどの病気もされて亡くなれました。
●日本人でのガン死亡者数は増加していますね。
日本でのガンによる死亡者数は、1971年には1年間で約13万人でした。それが2001年には約30万人、2011年には約34万人とうなぎのぼりです。
それは寿命が延びたからだとか、本当にそれだけなのでしょうか?
最近の日本人の食生活の変化が、ガン死亡者数増加の大きな要因となっているのは間違いなさそうです。
●アメリカではガンは減っている
アメリカでは、毎年約300万人も人口が増加しています。そして平均寿命もどんどん延びています。
1990年以降、アメリカでのガンの発症率は減少していくばかりで、ガンによる死亡者数も2003年から減少し続けています。
アメリカに、いったい何が起こったのでしょうか?
●マクガバン・レポート
当時のフォード大統領は、ある時、疑問を持ちました。
「アメリカは世界での医学が進歩している国であり、医療に莫大なお金をかけている。にも拘らず、こんなにガンや心臓病、生活習慣病、糖尿病が増加の一途を辿っているのはなぜだろう? 何かが間違っているのではないか?」
あらゆる分野の専門家を集結し、国家的な調査プロジェクトを始動させたのです。その委員会の委員長がマクガバン上院議員でした。
その結果、共通するのは、やはり食生活の違いだ、ということにたどり着いたそうです。
2年の歳月をかけてようやく完成したのがマクガバン・レポートです。膨大な内容です。
*ガン、心臓病、糖尿病などの原因は現代の食事にある。
*ビタミン、ミネラルの不足が目立つ。
*現代の医師は栄養学の知識をまったく持っていない。このために間違った食事を与えられ、病気が治らなかったり、治りが遅れたりする。
*野菜や豆、海草などの植物性食品を多く摂取(猫さまは、本来、肉食なのでこの点は難しいですね。)
*グルテンフリーにする
Source: ブログまねき猫ホスピタル院長 獣医師・石井万寿美ペットのいる暮らし
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